株の値動きの激しさを表すボラティリティ…。
これが低ければ値動きが穏やかだし、高ければ値動きが激しいことを表してます。
ちなみに私は最初に聞いたときに勝手に脳で変換されてボラリティと勝手に読んで知人に連呼してました。
今、思い出せばかなり恥ずかしいやつです笑
ボラティリティは短期トレードだと大事だと投資本で書かれることが多いですよね~。
そもそも何でボラティリティが低い銘柄の方が良いと書かれることが多いのか?
ボラティリティが低い銘柄は振り落としに遭いにくい
抵抗線を超えたときやブレイクアウトしして高値を更新したときに強い動きだとして買う場合は半分ぐらいは下落することが多く、成功の場合はその後に上昇する場合が多いです。
下落原因は高値付近や抵抗線付近で持っていた人の売りがでるため一旦下落します。
株は元の動きに戻ろうとするのですがそれを飲み込んで買いが売りを飲み込んで上昇します。
これまでのまとめの株価の動き
- 抵抗線突破や高値更新の動きがでて上昇する
- 安値で買っていた人やまた同じ動きになり下がると予想した人の売りが出る
- 株価が下落する
- 2番の売りを飲み込んで上昇していく
問題なのはボラティリティが高いと最初の抵抗線突破やブレイクアウトで自分の損切りラインを超えて下落する場合は多いことです。
特に大型株よりも小型株の方がその動きはでやすいです。
疑問に思ってるひとはいると思うのですがどうせ上がるとしたら損切りせずにもっておけば良いんではないかと思う人がいるではないかと思います。
振り落としにあったあとのその後の動きを見てると確かに上がってる株は多いのですが売った価格よりも下がってる株もそこそこいます。
私の場合は株によるのですが私は-5%に損切りラインを設置することが多いのです。
それは一回の取引でリスクをあまり負いたくないからです。
リスク許容型の方でしたら-10%の損切りに設定するのも良いかもしれません。
ただ、その場合だとバランス的に利益確定は20%以上を狙っていかなければならないので求められる上昇幅が増えます。
いずれにせよ、自分の性質にあったスタイルを考えるのが一番です。
ボラティリティはベータ値と株価の値幅を参考にしよう
ボラティリティですが意外と参考になる指標は書かれることが少ないです。
私は株価の高値と安値の差を計算して、ブレイクアウトや抵抗線突破前の直近2周間であまり値幅が大きい銘柄は取引しないようにします。
また米国株であればS&P500、日本株であればTOPIXに比べて下げすぎてる株は触らないようにします。
儲けるよりもリスク管理を優先してるためです。
それ以外だとベータ値を参考します。
ベータ値とは
ベータ値とは市場平均と比べて、どれくらい動くかを表した数値です。
例えば2であれば市場平均が+2%動けば+4%程動くということです。
株が上昇している時はいいですが下がるときも市場平均が-2%であれば-4%程下がる可能性が高いということです。
これを見ればある程度はボラティリティが高すぎる銘柄は避けれるということです。
ただ悪魔でも過去の動きですのでこれからの動きはわからないので注意が必要です。
あと市場平均と全く違う独自の動きをする銘柄はベータ値だけでは避けれないのでこちらも注意です。
ベータ値が低い銘柄の米国株のスクリーニング方法
米国株だとFINVIZ.comのスクリーニングでベータ値が高すぎる銘柄は除外します。
1,Technicalをクリックする
2,ベータ値を選択して2未満を選ぶ
なぜ2未満かというと私の過去のトレード分析だとベータ値が2以上だと平均的な損切ラインの-5%を超えて振り落としに遭う可能性が高いのでそういう風に設定しています。
自分のスタイルによってベータ値は変えるのが良いと思います。
日本株はあまりやらないので分からないのですが恐らく同じようなスクリーニングサイトがあると思いますので探してみると良いと思います。
まとめ
リスク管理を重視するならボラティリティが低いトレードを目指さなければならない。
振り落としの数を減らすなら損切り幅を広げるのも手だがその分、必要な上昇が増えるのでどういった方法が自分に合ってるか考える。
ボラティリティを抑えた安定を目指したトレードをしたいなら株の値幅やベータ値を参考にすれば大方は避けれる。