サラリーマンをやってて嬉しいボーナス。
前から欲しかったものを買うのにピッタリのボーナスですが多くの人の最近のボーナスの使い道を見てると意外な結果がありました。
多くの人は将来が不安だからか単純に物欲や消費欲ないからか貯金をする人が殆どだそうです。
貯金…。
本当に夢のない時代になったな…と思いました。
どうせだったら経済を回すために自分の好きなことにどんどん使っていただいて自分の人生の幸福度を上げるか、将来のためを考えるなら積立NISAや確定拠出年金などに投資をしてボーナスを使って欲しいですね。
貯金はバブルの時代と違って今の時代はほとんど金利がつかないですし、将来やりたいことや余裕を持った生活がしたいなら積立NISAを始めるのがおすすめです。
積立NISAの商品は低コストの商品が多いので投資として成功しやすい
よく高コストのアクティブ運用型の投資信託でもそれを上回るリターンをだせばええんや!という方がいますがそれはなかなか難しいことが多いです。
短期間であれば3割ぐらい高コストのアクティブ型でも低コストのインデックスに勝っていますが30年も経つと低コストの積立NISAなどに採用されるインデックス運用型の投資信託に勝つのは1割ぐらいとなっています。
長期的な株投資を目的とする場合は高コストのアクティブ型よりも低コストのインデックス型のほうがふさわしいことがわかります。
なぜ、そんなことになるかというと銘柄選択の大事さもありますがコストが馬鹿にならないからです。
例えばアクティブ型に多い年間信託報酬1.5%だとして500万円を30年間も運用すると結果の良し悪しにかかわらず281.5万円もかかってしまいます。
元本の半分以上もコストが蝕んでしまってます。
ボーナスの使い道を貯金や積立NISAに投資をする人は自制心がある人が多いので投資に大事なものを持っている
最初の方にボーナスの使い道に貯金が多いことを嘆いてましたが自分の欲しいものを我慢、もしくは消費欲がないタイプは投資において優位に働くことが多いです。
なぜなら株投資においてルールを守れる自制心や定期的に株へ資金を振り向けられるのは大事な資質だからです。
自制心は積立NISAなどを利用した長期株投資であれば下落相場でも恐怖心を抑えて買える自制心
定期的に株へ振り向けれる分を稼げる体質&貯金ができる低コスト体質は少額でも長い目で見れば大きな力になります。
例えば世界株式の割合が80%ぐらいの割合を持つ先進国株式の30年リターンは年平均+8.6%ですが30年前に月3万円の投資をしたとすると30年後には4901万9598円になります。
こういうのを考えるといかに定期的に株へ資金を振り向けられるかが投資でお金持ちになれる上で大事だということがわかります。
積立NISAの20年間は非課税なのを武器に戦う
先程も書きましたが長期投資において時間は武器になります。
では非課税じゃないとどれくらいの影響を受けるのでしょうか?
先程、先進国株式の+8.6%で月に3万円を積み立てれば30年後には4901万9598円になると書きましたが複利毎に現在の税率の20%がかかるとなると3489万5008円になります。
一気に目減りするのが分かると思います。
それだけ株式投資において税金というのは大きいということですね。
まとめ
ボーナスの使い道を貯金にする人は将来の裕福になる素質である貯金体質を秘めている。
それを積立NISAで運用すればさらに上のステージに行ける可能性が高まる。
我慢強い、消費欲がないというタイプは長期投資家の才能を秘めている。
それを活かさないと手はない。