株投資が向いてる人以外は株をやると貧乏になるからやらないほうがいい

株の本や記事を読んでると規律やルールを書いてる例が多いと思います。

例えば長期投資だと

  • 黙ってS&P500や世界株式のインデックスファンドやETFを積立しろ。
  • 株と債券で適切なポートフォリオを定期的なリバランスをしろ。

短期トレードの例だと

  • 買値から含み損が-10%や-8%以上になる前に売れ。
  • 市場平均が20日線を割ったら個別株を新たに買わない。

しかし、これらのルールや規律が大変優秀だとしても守れなければ意味がありません。

決めるのは簡単ですがお金がかかる以上、感情的になるのが人間です。

そういうひとは株投資に向いてる人ではなく完全に向いてないのでお金を投資したりトレードするのはやめた方がいいでしょう。

黙ってS&P500や世界株式のインデックスファンドやETFを積立しろという人

例えば「黙ってS&P500や世界株式のインデックスファンドやETFを積立しろ」ですが株が暴落してるときも給料が入れば入金して積立しなければなりません。

理屈ではそれが正解とわかっていても毎日下がり続けてるなかででも買付しなければ含み損が増えてる中で買い付けるのは意外と難しいものです。

なぜならば人間は感情で動く人間だからです。

これをやりととげるには最高値から-50%でもにっこり笑顔で買い付けれることのできる強靭な精神が必要です。

自分は大丈夫と思っていても頭で思うのと実際にお金を運用しているのではかなりの違いがあります。

株と債券で適切なポートフォリオを定期的なリバランスをしろ

これは逆張り的な投資法です。

リバランスは上がっている資産を売って下がっている資産を買い付ける方法です。

しかしながら株と債券は逆の動きをしやすいといえ、完全に逆の動きするわけではありません。

一緒に下がり続けることも多いです。

また大体が主張しているのが米国株か世界株式で債券は外国債券のことも多いです。

これだと大きな金融ショック時では大きく円高になり、円建てでかなり目減りします。

過去には120円から80円になったこともあり本当の危機時には危険です。

こういったことを考えると私は米国債券や外国債券は好みではありません。

どうせ為替リスクを背負うなら株を買いたいです。逃げなら日本円。

話がズレましたがこれらは不透明の中で買い付ける方法なので精神が強く規律を守れる人向けで守れない人は貧乏バスに乗ることになります。

買値から含み損が-10%や-8%以上になる前に売れ

これは合理的だと思います。

損を限定的にして成功した買いを伸ばすと言うやり方ですね。

問題は運用者がしっかり守れるかだと思います。

例えば自分は損切りラインで売ってからすぐにその株が盛り返すことが何回も続いたとしましょう。

そんな中でやればやるほどお金が減っていく中で果たして守りきれるだろうか?

やはり株投資に向いてる人はある程度、自分が強い人向けです。

市場平均が20日線を割ったら個別株を新たに買わない

上昇傾向だった市場平均が初めて20日線を割るというのは弱気なことが多いです。

ただそれだけでは判断できませんが弱気だった場合は市場平均に逆らって上がり続ける株というものは稀です。

上昇したとしてもすぐに終わることが多いです。

トレンドフォロートレードとして追い風を求めるならいいアイデアだと思います。

しかし、機会損失の可能性もあるので守るのにはやはり強いメンタルが必要です。

まとめ

どんな素敵なルールや規律も守れなければ意味がない。

ある程度、自分に合ったスタイルにカスタムするのはOKだと思いますが一貫性も必要。

株に向いてる人は芯は通ってるけど柔軟性もある人。