【書評】株式トレード 基本と原則 マーク・ミネルヴィニ【年率リターン155%】

けんちゃんです。

株式トレード 基本と原則 マーク・ミネルヴィニの本の書評について書いていきます。

書評を始める前にそもそもマーク・ミネルヴィニとは誰だ?と知らない方も多いと思いますのでまずどんな実績があるのか?どのような人物なのかを書いていきます。

マーク・ミネルヴィニとはどんな人物なのか?

マーク・ミネルヴィニ氏は数千ドルから数百万ドルまで増やし、僅か5年で3万3500%の途方も無いリターンを叩き出した伝説のトレーダーや投資家が紹介されているマーケットの魔術師の中で伝説のトレーダーの一人として紹介されています。

凄いのがパフォーマンスだけではなくパフォーマンスを上げられなかったのがたった3ヶ月だけだったという。

攻守最強の成長株投資家と言えるのがマーク・ミネルヴィニです。

その後も自分の実力がどれほどあるのかを確かめるために全米インベスティング・チャンピオンシップに参加する。

レバレッジがかかってる先物やオプションで投資をしている参加者が多い中、現物株式のみで年率155%を上げて2位と2倍近い差の年間リターンを叩き出し優勝して、さらに凄腕の投資家としての名声をさらに響かせました。

そんな実力が折り紙つきの成長株投資家として名高いマーク・ミネルヴィニの前作ミネルヴィニの成長株投資法はファンダメンタル寄りでした。

今回紹介するの損しないための買いと売りのチャートや出来高の見方、損切ラインやポジションサイズについてそのほか色々と詳しく書かれた本が株式トレード 基本と原則です。

トップトレーダーの思考法

読んでいて、この章で一番心に来たのは1990年代に一流とそこそこのバイオリン奏者との違いは何なのかを調べた調査です。

そこそこも一流もどちらも5歳ぐらいから習い始めて当初は練習時間が変わらないのだが8歳ぐらいから差が出始めて8歳から20歳までの間の練習時間が一流は1万時間に対してそこそこのバイオリン奏者は4000時間しか無い点が驚愕しました。

一般的な見方だと一流のバイオリン奏者だとセンスが大事で少しの練習で上手くなれる天才しかなれないと思われがちだがそんな人は一人もいなくあるのは練習時間の差だけだった。

投資でも何でもその分野で成功したいなら人並みでは駄目で人よりもさらに勉強や努力をして続けなければ本当の成功は得られないということだ。

また、努力をし続けるだけでは足らなく、何が悪かったのか学び取って試行錯誤しながら進むことが大事だと同氏も言っている。

私はこれを読んで子供時代によくやっていたサッカーゲームのウィニングイレブンやスマッシュブラザーズ64を思い出した。

こういったゲームでは強い奴は相手を分析して癖を見抜いて弱点をついて戦ってくる。

戦うたびに戦いにくくなってゲームを始めた当初は私が優勢だったとして何回もやるうちに基本的な戦術でしか戦わない私は勝つことができなくなってしまう。

そんなことから人一倍、株や経済の勉強や試行錯誤の時間が長い人がマーク・ミネルヴィニ氏のような人物になれるんだと感じました。

損切りの重要性

よく対立しがちなバリュー投資家とグロース投資家ですが考え方が真逆なことから対立しやすいのです。

バリュー投資家だと持ち株が下落した場合は様子見か買い増しが多いですがグロース投資家の場合は損切り、もしくは損切りラインまで待って損切りする場合が多いです。

これは成長株だと期待を背負っているため、一旦期待はずれになり下落すると奈落まで落ちる危険性がバリューに比べて高いからです。

もちろん、バリュー株でもずっと右肩下がりで下がり続ける場合もあります。

マーク・ミネルヴィニ氏も当たり前ですが成長株投資家ですので損切りの重要性を説いています。

同氏は1銘柄で10%などを損切りラインを画一的に決めるのではなくポジションサイズによって決めるべきと考えています。

それもそのはずです。

ポジションサイズによって同じ-10%でも全体の資産高に与える影響は違います。

大きいポジションの場合はよりタイトに損切りライン決めていき、小さいポジションの場合は少し余裕を持たせるようにポジションを考えていきます。

ですが数学的に-10%を超えると取り戻すのに時間がかかるため、そこだけは守らないといけない絶対厳守の損切りラインとマーク・ミネルヴィニ氏は説いています。

乱高下が激しい株は避けよう

本書では株価の上げ下げが激しいは避けることを書いています。

例え波に乗れて上手く利益を出すことができたとしても損切りラインに引っかかって振り落されやすいので大事なのはリスクを限定して損小利大ということを繰り返し、自己の体験談を語っています。

アクティブな個別株投資家だとそういった激しい動きの株を好んで売買するものと一般的なイメージがありますがマーク・ミネルヴィニ流だとそうではないので悪魔でも地味に着実に損小利大を目指すのが重要と株式トレード 基本と原則では書いています。

分散投資は意味がない?

ウォーレン・バフェットの分散への考え方

伝説の投資家して世界で一番有名なウォーレン・バフェット氏はこんな名言を残しています。

分散とは無知に対するリスク回避だ

しかし、これは株式市場に優位性がある人向けに言っているので一般の株の勉強する時間がないサラリーマン投資家にはインデックスファンドをおすすめしています。

ウォーレン・バフェットの名言を書いた記事→ウォーレン・バフェットの名言集【解説付き】

ピーター・リンチの分散投資への考え方

また、かの有名な成長株投資ファンドマネージャーで大成功を収めた伝説の投資家のピーター・リンチもこんな名言を残しています。

個人投資家ならば5銘柄程度に投資をすべき

株式市場では、確かな1銘柄はよく分からない10銘柄に優る

投資家に対してよく知っている銘柄で確かな1銘柄は分散に勝るということ発言しています。

また出来高の関係や時価総額の関係で集中投資がしにくい機関投資家と比べて個人投資家には5銘柄程度の管理できる範囲での数での株投資をおすすめしています。

マーク・ミネルヴィニの分散投資への考え方

かなりの優位性があるなら分散投資は役に立たない。

自分の力を弱めるだけだ。

同氏は4~12銘柄を基本としていて集中投資を行っています。

やはり並外れた成績を出すには集中投資が基本のようです。

トレンドテンプレート

この本で一番分かりやすい&面白いなと思ったのがトレンドテンプレートがあることです。

これがあれば莫大な利益をだせる可能性のある第2ステージに当てはまっているか分かるというものです。

基本的にこの第2ステージ以外では利益が出せないため、マーク・ミネルヴィニ氏は投資をしません。

このトレンドテンプレートはマーク・ミネルヴィニが株投資を始める上で譲れない基準と書いてあるだけあって非常に濃厚です。

当てはまってるか項目を見るだけですので簡単でこれを見るだけで大分アクティブ投資家なら勝率が上がりそうな気がします。

インデックス投資家でも強気か弱気か概ね見分けれるようになるので役に立つかもしれません。

集中投資を初める前に

日本人が米国株の事を理解するには英語の決算書を読み解くことから始めなくてはならなく英語に疎い一般的なサラリーマンには大多数の日本人には英語力がないのが現状です。

決算などは翻訳してるブログやサイトが大分、増えてはきたのですが英語圏の投資家と違い、英語情報格差があるのが現状です。

ピーター・リンチ流でいうとよく知った身近のサービスでよく使うサービスやモノを考えるとGoogleやiPhoneやMicrosoftやVISAなどが日本株のサービスや商品より米国株の方が身近でよく使っている事がわかります。

そういった身近な物やサービスの会社に投資する場合でもさらに研究し勉強し将来性を考える必要があります。

それを考えても全資産を少数にいきなり預けるのは英語圏の情報格差や機関投資家との情報格差などでリスクが高いので最初は大部分をインデックスにして少額から個別株を初めて練習して上手くいきそうなら増やしていくのをおすすめします。

リスクを抑えたい場合は円キャッシュの比率を上げるといいです。

まとめ

書評として株式トレード 基本と原則 マーク・ミネルヴィニに書かせてもらいました。

インデックス系の本は1冊あれば統計などからほとんどの人にとってインデックスで充分だなと納得できるのですが伝説の株投資家の本って何て心が踊るんだろう。

あのドラゴンボールの悟空のかめはめの真似をしたりする感じに似ています。

自分でもできるんじゃないかという気持ちにさせてくれます。

こちらの株式トレード 基本と原則も同じです。非常に濃厚で最初、4000円近くと高いなと思ったのですがワクワクして何度も読み返したくなる面白い内容ですので元が取れると思います。

これは最近の中で一番買ってよかった本です。

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