けんちゃんです。
株式投資をやっていると気になる株の暴落の時期がいつなのか?という疑問
恐らく、多くの投資家なら常に気にするポイントですよね~
それはそうです。
誰しもが損は避けたい。
リセッションや景気後退の前兆を予想して大体の時期を知ることができれば大損を避けれ株の旨味である大幅なリターンを享受できるのですから。
けんちゃんは-10~-30%の調整レベルの下落は予想は難しいと思っていますと思っていますが大暴落レベルの-50%クラスのはある程度の予想はできると思っています。
一つの指標や基準のみを参考にして売買をすると時代遅れのアンダーパフォーマーになると思いますがそれらがいくつかが合わされば信頼度が増してくると思っています。
例えば株の売り時を判断する2つの方法に記事の一部でも書きましたたが失業率の推移などで景気循環の観点から失業率やもみ合いしてるときや下落から全体的に上昇に向かった時に景気後退が起きています。
ほかには株を売るタイミングはいつがいいのか?で紹介した暴落の予想の一部に書いた米国の短期金利が長期金利を超えた逆イールド状態になるとリセッションになっています。
これらは割と有効で景気がどこらへんにいるのか株の暴落はいつのなのかを予測する上で重要な手がかりになると思っています。
しかし、どちらも当てはまらなかったら?
機会損失をしてしまったり、みすみす大金を失ってしまったりするかもしれません。
デフォルトレートとスプレッドワースト
最近、デフォルトレートとスプレッドワーストに注目しています。
デフォルトレート
デフォルトレートとは現在の経済のリスクの度合いを測り経済全体の健全性を図る指標です。
簡単に言えば長期間ローンなどの借金の支払いをせずに遅れて返済した人の割合を見る指標です。
ちなみに何回も不払いをおこしているひとはより高い金利にすることができます。
この割合が増えていくと家計的に借金が払えない層が増えていってる証拠ということもあります。
そのため、デフォルト予備軍の割合を見ることができて動きが早いので速報的に見れますので株の暴落はいつなのかとリセッション回避の予防的に見ることができます。
対象は不動産ローンや自動車ローンや銀行やカードなどで非常に幅広くて全体の経済の健全度を見ることができます。
スプレッドワースト
一定の期間内の債務不履行の心配のない安全に受け取れるもっとも低い金利の債券と同様の期間の米国財務債券との金利差を表したのがスプレッドワーストです。
こういったデフォルトレートとスプレッドワーストのような金利差は経済に綿密に絡んでおり、合わせてみることによって見えてくるものがあります。
デフォルトレートとスプレッドワーストとリセッションを表したチャート
デフォルトレート | スプレッドワースト | |
30年間の平均 | 3.8% | 2.0% |
2018年7月の数値 | 2.0% | 4.1% |
チャートとの相関関係
チャートを見てもらうと分かりますがデフォルトレートとスプレッドワーストが右肩上がりの時に景気後退が起こりやすい傾向があることが分かります。
特にスプレッドワーストは3回中3回とも当てはまっているので相関関係が高いですね。
現在はデフォルトレートは上がってきいるもののスプレッドワーストについては逆に右肩下がりですので今の所はリセッションの兆候なく健全度が高く心配ないということです。
平均と現在の数値
さらに30年間の平均と2018年7月の数値についてはデフォルトレートについては平均より低くく、スプレッドワーストについては平均より高いと微妙な状態です。
まとめ
全体の動きとしてはより信頼性の高いスプレッドワーストが右肩下がりのことからリセッションの可能性は今はまだ低いことが分かります。
スプレッドワーストが右肩上がりになったら注意したほうが良いかもしれませんね。
株は暴落はいつなのか?という予想に役立っててもらえれば幸いです。
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