けんちゃんです。
ネットフリックス(NFLX)が時間外で一時-14.6%を記録するなど失望売りにより、下落しております。
原因は2018年4月から6月期の決算です。
●今回の決算で良かった所
- 米国外や米国内にて一人あたり単価が過去最高
- 売上利益ともに過去最高を記録
●悪かった所
- 長期借り入れは過去の水準に比べて最高額へ 新しいオリジナル作品を作るために借り入れを更に増やす予定
- 予想した会員数を大幅に下回る 予想が+620万人に対して実際は+520万人に
アフターマーケットで-14.6%も下落した理由
通常の米国株でしたら前年比で売上が+40%と増えていたり、純利益が+481%も増えているので株価は上がるのですがネットフリックス(NFLX)は高い成長性を織り込んで期待で買われているグロース株ですから予想を下回る容赦なく叩き売られます。
そこがグロース株などの怖さですよね~
でも結局、バリューでもグロースにしても暴落をするときはするのでどう受け入れて行動するか、もしくはしないかの判断が大事ですよね。
今回の場合ですとネットフリックス(NFLX)は開拓者のように市場の拡大を目指す米国株ですから会員増加が予想より鈍ってきてをあれ、これもしかして成長鈍化するじゃ?というのう嫌気されて売られたと見ています。
SNSなどを覗いてみると
のような書き込みも見られて割と余裕が感じられます。
と聞かれるように魅力的な動画コンテンツを作り、成長するために長期借り入れが必要な会社は利上げ期にはやっぱり鈍化しやすいのかもしれません。
しかしながらそこに投資しないと競合のHuluなどと差別化ができなくてオリジナルのドラマや映画が見れるというネットフリックス(NFLX)の魅力が半減して会員数を増やすことができないため、走り続けないと競争に負けてしまうのでやるしかありません。
と見られるようにHuluとNetflixはAWSを使っていることもあったりAmazonはプライム・ビデオもあることからAmazonの投資家は高みの見物をしてる方が多いようです。
まとめ
まぁアフターマーケットなどは出来高の関係から強く数字が出やすいので実際の株価を見てみないと分かりませんがネットフリックス(NFLX)の決算からハイテク企業への警戒感が出て全体のS&P500やハイテク企業が多いNASDAQに影響を及ぼすかもしれません。
長期的に見ればネット動画サービスは間違いなく成長はまだまだすると思いますがこれまですごい勢いで伸びて成長性を買われていただけに今回の成長の鈍化が見え始めた残念な決算に売却をする投資家が多そうです。
とはいえ、ネットフリックス(NFLX)は業績自体は絶好調で右肩上がりですのでマーケットから見た適正値まで下落してからしばらくヨコヨコの状態からまた結果が伴ってくればまた上がっていきそうな気がしますが私なら売ります。
少しでも参考になりましたら
応援クリックをお願いします
記事作成の励みになります