けんちゃんです。
AI(人工知能)で将来、多くの人々の仕事がなくなり、趣味に生きる人が増えると言われています。
また、2045年には人間の知能を超えた人工知能が地球を支配する日が訪れると言われています。
まぁ、そんな怖いような嬉しいような予測はされています。
将来、どうなるのかは分かりませんが経済的には2030年には3671億ドルにまで市場規模が膨らむと予想されています。
そういったこともあり、新しい分野なので今までになかった商品やサービスが増えやすいため、資金が入り込みやすく、関連サービスや関連商品が増えることの期待できる成長分野と言うのは確かです。
そういった分野で株投資でAI(人工知能)の恩恵を受ける関連銘柄に投資をするにはどういった銘柄に投資をすればいいのか?を考えていきます。
まず、AI(人工知能)関連の銘柄といっても3種類ある
- AI(人工知能)のソフトウェア、いわゆる中の部分を開発している会社
- AI(人工知能)のハード部分、外側の部分を作ってる会社(ロボットや最近だとAIスピーカーなど)
- AI(人工知能)を利用した事業をやっている会社(AIを利用した資産運用や決済上の不正を見抜くAIプログラムなど)
会社によってはaとbとcを全て合わせてやっている会社もあればa特化やb特化という会社もあるのでどういったジャンルに投資をしたいのか考える必要があります。
それでは1社ずつ紹介していきます。
アルファベット(GOOGL)
アルファベットは検索で有名なGoogleの親会社です。
そのアルファベットは検索だけではなくAI分野でも将来が期待できます。
例えばAI分野の論文が5000回以上の引用された研究者は世界では900人と世界の人口の割合に対して当たり前ですがかなり少ないです。
その中でアルファベットは83人を獲得してるので優秀なAI研究者のシェア率が9.7%と世界一位です。
アルファベットはGoogleという存在からか検索屋というイメージがつきやすいですがAI研究としても非常に優れた研究者組織ということが分かります。
Google HOME
現在のAI関連商品だとGoogle HOMEというAIスピーカーを販売しています。
喋りかければ今日の株価やニュースなどを知ることができます。
また、Google HOMEは別売りのChromecastと連動しているため、見たい動画をリクエストすればYou Tubeで検索してTVで流してくれます。
Googleアシスタント
Android搭載のスマートフォンにはGoogleアシスタントというAIが搭載されているので本日の予定を調べたり、メモしたり多用途に使用ができます。
Google Duplex
AIが電話で会話して予約ができるGoogle Duplexもあります。
こちらは決まった事柄でしたら対応が可能というものです。
例えば利用者が15時に美容院を予約してとお願いしたらAIが電話をかけて美容院などに予約をとってくれるというものです。
予約が正常に完了したらスマホの予約に予定が入れられるそうです。
夜中に美容院に行きたいと思ったけど朝早く起きて予約するのが面倒という人などに重宝しそうですね。
まとめ
こういったアルファベットのAI投資や関連商品の販売に積極的な所と世界一優秀な研究者数を抱えてることを考えると株投資でAI(人工知能)の恩恵を受けるにはアルファベットは良いかもしれません。
マイクロソフト(MSFT)
パソコンのOSやマイクロソフトオフィスで有名なMicrosoft
OSやオフィスなどの一つ事業に特化していると世間で思われていますが意外と下記の画像を見れば分かりますがそれぞれが20%を超えない分散した安定的な運営をしています。
Google, Microsoft, Apple: Where does the money come from? | ZDNet
AIに関してはAI分野の論文が5000回以上の引用された研究者を54人も獲得しており世界2位の人数を獲得しておりシェア率は6.3%です。
また積極的にAI関連企業を買収しており2018年6月25日にはスタートアップ企業のBonsaiを買収しており、積極的に攻めの姿勢を打ち出しています。
Cortana
主にWindowsパソコンに搭載されたAIアシスタントで喋りかければ天気予報が聞けたり、キーボードを言語だけで打ち込みことなど可能なAI
女子高生AIりんな
日本でも一時期、話題になったのは女子高生AIりんなです。
そのリアルな女子高校さと返信スピード速さや恋愛相談ことから一躍人気になりました。
凄いのはAIなので学ぶ所にあります。
よくある機械的な同じような返答が繰り返されるのではなく自然な会話ができるので時代もここまで来た感が半端ないです…!
Azure
クラウドプラットフォームのAzureですが利用者に画像認識や機械翻訳などの20種類のAIサービスを提供しています。
クラウド事業とAI事業との連携を深めることによってAIのGoogleやクラウドでシェア1位のAmazonに対抗しています。
まとめ
AIで必要とされるクラウドのシェア率が2位とAmazonの次に強く、AIも優秀な研究者の数が世界2位とAIとクラウドとバランスが良く連携性が高いです。
株投資でAI(人工知能)関連にするなら悪くない選択肢です。
Amazon(AMZN)
ネット通販やアマゾンプライム会員で音楽や動画鑑賞など色々なプライム特典が受けれるイメージがあるAmazon。
Amazon Echo
AI関連商品で有名なものだとAIスピーカーのAmazon Echoがあります。
喋りかけれるだけで本の読み聞かせや天気予報やプライムミュージックなどの音楽の再生もできると非常に人気でレビュー数を見ても分かりますがかなり売れています。
音質も360度スピーカーで非常にクリアできれいです。
クラウド事業のAWS
AIに必須のクラウド事業は全体の売上の比率は10%ですが利益比率では50%と殆どをAWSで稼いでいることが分かります。
ということはこちらのクラウドで稼いだお金を他の事業やまたクラウド事業に投資をしているということです。
AmazonのAWSはクラウドのシェア率が世界一位とかなり強いです。
クラウドは一度決めてしまうと他社に乗り換えるのはコストや手間がかかるため、一度顧客を獲得してしまえば非常に安定したビジネスになります。
まとめ
AI関連商品自体も全世界で売れていますがAIにも必要なクラウドのシェア率が世界一位と安定的なビジネスを持っています。
自社でデータを持つのは費用やセキュリティの関係からクラウド化への移行が世の中で進むと思われます。
なぜか、ゴールドラッシュで一番儲けたのが関連商品を売ってる人が儲けたという話を思い出しました。
そういった株投資でAI(人工知能)関連や世界のクラウド化への移行の恩恵を受けたい場合はAIで必要なクラウド事業に強みのあるAmazonが良いかもしれません。
最後に
伸びることが確実なAI関連や成長と安定を兼ね備えたクラウドビジネスは非常に将来が有望です。
しかし、こういった銘柄は期待を折り込みすぎて全体的に割高になりがちですのでバイ・アンド・ホールドというよりは株のルールを決めてから売買しないと投資が失敗する理由にも書いた株のルールに従った逃げ足の速さが重要になってきます。
インデックスに比べてリスクは高くなりますがリターンが期待できるのがAI関連やクラウドサービスと言えるでしょう。
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