債券インデックスがアクティブに勝てない2つの理由

けんちゃんです

インデックスと言えばS&P500や日経平均などの指数が有名ですがそのインデックスが個別株に積極的に投資する大半のアクティブ投資家に勝つという統計や研究結果が本やネットの記事などで広く広まりました

今ではそういった指数の値動きを再現するETFや投資信託は長期投資家にとっては無くてはならない存在となっております。

特にインデックスなどに積極的に投資するパッシブ運用は株のことをよく知らない初心者投資家でも大半のプロの投資家に勝てるため、非常に人気の投資法です。

しかし、大半の投資家が勝てると言っても債券の世界では違うようです。

債券インデックス対アクティブファンド

引用元:Bonds Are Different: The Active Advantage | PIMCO Blog

こちらはインデックスに運用先が同種類のアクティブファンドがどれくらい勝ってるかを示した米国の株式と債券のパーセント割合です。

債券について

オールマティに扱う一番メジャーな全債券カテゴリだとアクティブファンドの1年、3年、5年、7年、10年と5つの期間の全てで半分以上がインデックスのリターンを上回ってるのが分かると思います。

概ね、どの債券カテゴリも期間が長くなるにつれてアクティブがパッシブを超える割合が増えております。

債券の特筆すべき所は格付けが低くリスクは高いけど高利回りの期待できるハイイールド債は3年、5年、7年、10年と4つの期間中、3つの期間でアクティブがインデックスを超えた割合が80パーセント以上とパフォーマンスが素晴らしいです。

10年前だと2008年のサブプライムローンからのリーマンショックの期間を含んでるので金融危機などの景気後退局面でも債券のパッシブ運用よりもアクティブファンドの方が強いのが分かります。

データが示すのは多くの債券のアクティブファンドに投資をしてきた人はインデックスを上回り報われてるということです。

株式について

変わって株式の割合を見てると株式のアクティブファンドがインデックス指数にアウトパフォームしてる割合は大体30パーセントぐらいしかありません。

全株式のカテゴリー、大型グロース株、大型ブレンド株、大型バリュー株とすべてにおいてアクティブがインデックスに負けてる割合が多く指数などのパッシブ運用が優れているということを改めて示した形になります。

株の年数によるパフォーマンスは期間に関係なくチグハグな感じです。

利益が年ごとに不安定なところがでています。

やはり基本通りといったところでほとんどのアクティブファンドはパッシブ運用に勝てないと言う事実がまた証明されました。

なぜ債券と株式でこんなにも違いが現れたのか?

よく言われるのはアクティブは売買手数料や年間の信託報酬が高いからインデックスに勝てないと言われています。

確かにそういった高額な手数料が成績を押し下げている部分はあると思いますが、それは債券のアクティブも株式のアクティブと同じように高額な手数料はかかってるはずなのになぜこんなにも債券と株式に成績の違いが大きく現れたのには別の根本的な原因があります。

1,毎年の発行額が多いため

一般的に株式は満期という概念は存在しなく債券は10年の米国債だと10年経てばドルで元本が返ってきます。(円高の場合は円建てで見たら目減りします)

債券だと満期という期限が毎年発生します。そのままだと債券総量が目減りしてくだけなので債券を新規発行しなければなりません。

ということは満期と新規発行が毎年あるということが分かります

その数は株式が毎年1%の新規発行に対して債券は毎年20%の発行量があります。

基本的に債券の総量を決めてるため、売りきらないといけません。

これらはインデックスの場合ですと機械的にすぐに買い付けしてしまうのですがアクティブですとディスカウント値段になるのを待ってお得に買うことが可能です。

そういったことから債券のアクティブとインデックスの差が生まれるのかもしれません。

2,不合理性があっても買うため

株式は通常、リターンを求めて個人も機関投資家なども買いますが債券も個人などはリターンを求めると同時にポートフォリオの安定性も求めます。

相場を動かすほどの中央銀行などの大物はリターンではなく国のインフレ率や景気などで判断して債券の価格が変わる金利を操作したり債券の保持割合や利上げ期や利下げ期などの時期によって売る頻度や買う頻度などを決めていることもありリターンで動いてないため不合理性のある売買が行われます。

また銀行や保険などの業種は会計上、きれいに見せるためや保有流動資産に対する規制を守るため買う場合もあります。

またデリバティブの取引の担保として利用される場合もあります。

それ以外ですとほかの国が債券などを買って自国の通貨の値段を安定をさせたり、外交上の切り札のために大量に買ったりして債券価格を動かす場合もあります。

そういったことから沢山の要因で株式と比べて合理的ではない歪みが出やすいため、そこをアクティブファンドが利用し利回りを得るためアウトパフォームしやすいと言えるでしょう。

まとめ

今回は債券はインデックスよりもアクティブの投資が優れている割合が多いということを示させていただきました。

ここまで書いてあれですがアクティブを取り入れる場合は債券インデックスが50だったら各債券アクティブファンドを10ずつで基本はインデックスを中心に据えるのをおすすめします。

投資で成功して楽しくワクワクする毎日のある人生を送りましょう。

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