XLF・VFH・IXG・金融株ETF比較【利上げに強い】

けんちゃんです♪

あのウォーレン・バフェット氏の得意分野とも言われる

金融セクターに投資をするETFの比較をしていきたいと思います。

金融セクターの特徴

そもそも金融セクターのはどういった動きをするのか大体の金融セクターの動きを解説していきます。

金融セクターは景気敏感株なので景気後退局面での底入れの場合は一番最初に上昇に転じるセクターと言われています。それは景気が良くなってくると設備投資などによる資金の需要が生まれるためと言われています。

ただ、その前の景気後退時の大暴落の時には他のセクターより値を下げやすいとも言われているので底を見極めるのが大事になってきます。

また利上げ局面では金融セクターは金利の高さを利用できるのでS&P500などのベンチマークよりアウトパフォームをしやすいと言われています。そういった意味では利上げ局面に売られやすい生活必需品とは真逆のセクターと言った感じです。

XLF ETFの基本データ

ティッカーXLF
ベンチマーク金融セレクト・セクター指数
 経費率0.13%
 銘柄数 69
 配当利回り 1.50%
  • 2018年5月18日のデータ

構成比率

銀行44.61%
資本市場21.78%
保険17.02%
各種金融サービス11.40%
消費者金融5.19%

引用元:SPDR ETFs 日本 – 金融セレクト・セクター SPDR® ファンド (XLF US)

米国株式の金融セクター投資できるのがXLF ETFです。

経費率は0.13%とかなり激安ですが銘柄数は69と少なめで大型金融株に絞った構成と言えるため安定感が期待できるかもしれません。

その分、小型金融株が少なめですので利回りは若干悪くなるかもしれませんがその分名の通った企業ばかりなので安心感があると言えます。

上位はJPモルガンやウェルズ・ファーゴやウォーレン・バフェット氏のバークシャー・ハサウェイやバンク・オブ・アメリカなどの大型金融株式が名を連ねています。米国の大型金融株に投資したい場合はおすすめのETFとなっております。

VFH ETFの基本データ

ティッカーVFH
ベンチマークMSCI USインベスタブル・
マーケット・金融25/50
インデックス
 経費率0.10%
 銘柄数 409
 配当利回り 1.40%
  • 2018年5月18日のデータ

構成比率

銀行30.07%
地方銀行15.2%
資産運用会社・資産管理銀行7.6%
動産保険・損害保険7.4%
投資銀行・証券会社7.2%
マルチセクター持株会社6.5%
消費者金融5.4%
生命保険・健康保険5.3%
取引所およびデータ提供会社5.2%
保険ブローカー2.8%

引用元:バンガード®・米国金融セクターETF

XLF ETFよりも小型株を含めた米国の金融セクターの全体に投資できるのVFH ETFです。経費率は0.10%とXLF ETFよりも0.03%安いです。ただこれぐらいの差だとパフォーマンスで返せるので特にこだわる必要はないと思われます。

配当利回りはこちらのほうが小型株が入っているので0.1%低いですがそれは成長力のある小型株ですのでしょうがないような気がします。

構成業種比率はXLF ETFよりも分散が効いてるような気がします。単純にバンガード社が細かく書いてくれているだけかもしれませんけどね

米国の金融株の全体に投資がしたい場合はこちらのVFH ETFがおすすめです。

IXG ETFの基本データ

ティッカーIXG
ベンチマーク
 S&P Global 1200 Financials Sector Index(TM)
 経費率0.48%
 銘柄数 193
 配当利回り 1.72%
  • 2018年5月18日のデータ

構成比率

銀行業54.53%
各種金融24.43%
保険業7.6%
キャッシュ7.4%

国別保有比率

米国45.93%
イギリス7.53%
カナダ7.14%
日本5.41%
オーストラリア5.15%
中国4.00%
スイス3.10%
ドイツ2.71%
フランス2.61%
スペイン2.55%
香港2.34%
イタリア1.87%
スウェーデン1.73%
シンガポール1.51%
ブラジル1.30%
オランダ1.30%
キャッシュ等0.61%
Other3.19%

世界の金融セクターに投資できるのがIXG ETFです。ほかの金融セクターのETFに比べると多少経費率が0.48%と高く感じますがそれは世界の金融セクターの投資することにより為替などで余分に経費がかかっているためと思われます。

銘柄数は世界株式の金融セクターの大型株がメインですので193と米国の金融セクターのほぼ全てに投資できるVFH ETFの409と比べて少ないです。ただ、世界の金融セクターに投資できるため国を分散できる強みと安心感があります。

配当利回りは1.72%とほかより若干高めです。

国別で見ると時価総額加重ですのでやはり米国が多めでほぼ半分の45.93%もあります。こういった所から米国の経済の大きさや強さが垣間見えます。

いずれにしても世界の金融セクターに投資をする場合はIXG ETFがおすすめです。

XLF VFH IXG ETFの比較

それではお待ちかねの配当再投資後のパフォーマンスを比較していきます

直近のパフォーマンスVFHS&P500
1年+22.3%+16.9%
2年+53.5%+37.9%
3年+47.6%+35.6%
  • 2018年5月19日の直近データです

2005年から2018年の最終結果で見ると見事にS&P500に負けてますね汗 金融セクターETF同士の比較だと小型株の多いVFH ETFが成績が良いですね。1番影響の大きいのが2008年のサブプライムショックとリーマン・ショックの大暴落です。その中心地のセクターですので直撃によるダメージから回復しきれてないのが大きいですね。最初の方に景気後退の底を打つと最初に回復すると言われていると書きましたが流石に2008年のような直撃を受けると回復が遅れるようです。ただ現在のPERは17.3倍とS&P500のPER24.27倍と比べて割安感があります。また政策金利が上がり始めた2015年からS&P500をアウトパフォームしてますのでやはり利上げに強いセクターと言えるでしょう。

金融セクターは本当にハイリスクなのか?

2007年から2009年のサブプライムショックからリーマン・ショックではその中心地ということもありS&P500に金融セクターはアンダーパフォームしましたが2000年から2002年のITバブルではS&P500が-44.82%に対して金融セクターのXLF ETFは-27.87%とダメージがS&P500と比べて16.95%も浅くすみました。

何故かと言うとITバブルではXLF ETFは金融セクターなので当時バブルだった情報技術セクターが含まれていないためです。S&P500は時価総額加重ですので当時の割高なIT銘柄が多くなっていたためダメージが深くなりました。

以上のことから分かるのは金融セクターがリスクが高いというより次の景気後退イベントの中心地のセクターでなければダメージが少なくなるということがお分かり頂けると思います。とは言いつつも未来の景気後退イベントを当てるのが難しいので私はベンチマークのS&P500を勧めるのですけどね

まとめ

今回の検証では思ったより金融セクターは中心地さえ外してればリスクが高くないのではと思いました。将来の景気後退を当てるのはプロ投資家でも難しいため特定のセクターに偏るのではなくポートフォリオは株の素人が投資する際に知らないと損する4つのことにも詳しく書きましたがS&P500などのアメリカのベンチマークや世界株式のVTを中心に投資をして金利を活かしたVFH ETFなどに投資をしたい場合は一部に留めて楽しむことをおすすめします。

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