BND ETFよりも野村BPI 日本債券インデックスをおすすめする理由

多くの方が安全資産として利用する債券クラス…多種多様な債券が存在し人によってその選択は千差万別です。

例えばほぼ元本割れのないドルMMFやハイリスクなジャンク債、そして今回のBND ETFや野村BPIの国内債券インデックスです。

BND ETFはブルームバーグ・バークレイズ米国総合浮動調整インデックスのパフォー
マンスを連動を目指したバンガード社のETFです。

経費率は0.05%と非常に低コストの平均残存期間5-10年の中期債券ETFで構成銘柄数は8345で主に米国債や社債や米国以外の米ドル建て債券、モーゲージ債及びアセットバック証券を扱う非常に安定した米国総合債券ETFです

BND ETFの主なデータ

ティッカーBND
構成銘柄数8345
平均残存期間5年~10年
経費率0.05%
配当スケジュール毎月
平均デュレーション6.1年
平均実行残存期間8.4年
直近配当利回り(税込み)2.75%

データ元:バンガード・インベストメンツ・ジャパン

発行体別構成比率

アセットバック証券0.4%
コマーシャル・モーゲージ担保証券(CMBS)1.8%
金融8.9%
米国外の発行体5.5%
政府モーゲージ担保証券21.3%
工業17.4%
米国財務省/政府機関42.5%
公共事業2.0%
その他0.2%

格付け別構成比率

米国政府63.9%
Aaa5.3%
Aa3.6%
A12.5%
Baa14.7%
Baa未満0.0%

バンガード社のデータを見ていると米国債を主に運用しており残りは高格付けの社債など主に取り入れており債券数も8000超えですので非常に分散もしっかりしている非常に安定した債券ETFだということが分かります。

BND ETFの3つのメリット

1,売却が早い

BND ETFは売却の注文をすればすぐに売却ができます。

早いということは必要な時に早く引き出しやすいということです。

生債券ですとここまで早くはできませんので非常にこれは大きなメリットになります

2,バランスが良い

米国短期債券インデックスはリスクは少ないが利回りも少ない、米国長期債券インデックスはリスクは大きいが利回りも大きい、その中間を行くのがバンガード米国トータル債券市場ETFのBND ETFで非常にバランスが良く米国株投資家に人気があります。

下はバンガード米国トータル債券市場ETFのBND ETFとBSV(バンガード米国短期債券ETF)とTLT(iシェアーズ 米国国債20年超のETF)との比較です

非常に真ん中を行ってるのが分かると思います笑

それにしても長期債券のTLTは動きが激しいですね。

チャートを見ても安定してるのが分かると思います。

3,BND ETFは配当が毎月貰えるので年金暮らしの人やお小遣い欲しい人には嬉しい

これは大きいですね。安定的な収入が毎月入りますので安心感があったりサラリーマンのお小遣い欲しいが欲しい方や年金ぐらしの方には嬉しいです。

BND ETFの3つのデメリット

では逆にBND ETFのデメリットは何があるのか上げていきます。

1,安定感はあるが利回りは低め

これはタイトル通りで安定、安心はあるが他の金融商品と比べて利回りが低めなところですね。

ほかのPFFなどの優先株式ETFやジャンク債などに比べて利回りが低めなところですね。

ただこれはリスクが低いためですので米国債中心に固めている安全資産のBND ETFに求めるのは酷かもしれませんね。

2,国内債券と比べると為替の値動きに左右される

これはBND ETFは米ドル建てである円建てはないので円高局面になると打撃を受けます。逆に円安方向に動けば利益が嵩増しされます。

為替ヘッジがあるものを買えば影響は受けなくなりますがコストがかかりあまり意味がないというのがインデックス界では定説になりつつあります。

3,毎月の配当があるので税金コストがかかり無駄が生じる

これはメリット3の裏返しのようなデメリットですが毎月配当があってそのたびに税金がかかるので無配当型の比べて税金の先送りができないため若干パフォーマンスが落ちます。

BND ETFと野村BPI 日本債券インデックスとの比較とおすすめ理由について書きます

ここまでBND ETFとはどういうETFなのかやBND ETFのメリットやデメリットを上げてきましたがここからは具体的に比較とおすすめする理由を書きます。

ちなみに前に書いた記事の可変レバレッジド・ ポートフォリオを初心者が採用すると相場の底で狼狽売りする!?にも日本国債インデックスをおすすめする理由を詳しく書いているのでよろしければご覧ください。

1,BND ETFは為替の影響を受けるのに対して野村BPI 日本債券インデックスは為替の影響を受けない

これは当たり前ですが野村BPI 日本債券インデックスは円建てのため円高になっても円から見て資産額が減らない。

というのも昔は有事のドル買いと言われたのですが今は有事の円買いになっており暴落時には強烈な円高になります。

その傾向は長い期間続いており日本が世界最大の債権国である限り続くと思います。債権国というのは簡単に言えば借金を貸している人のことです。

なので個人で言い換えるなら世界最大の国の金貸しということになります笑

円高になって円建てで見るとBND ETFは確かに含み損になりますが円安になれば為替益がでるのだから気にする必要はないのでは?

確かにそう思うのは無理ないです。ですが一番やっかいなのが安全資産として買っていて暴落時などの大事なときに一緒に円高で下がってることが問題だと思うのです。

どれくらい円から見てBND ETFが下がってるかと言うとこれくらいです↓

上を見てるとリーマン・ショック時のかなり円高でかなり下がってるのが分かると思います。ちなみに野村BPI 日本債券インデックスはこちらになります

あの下げまくった2008年でも円建てで利益がでていますので凄いです。

こういった金融危機時の円高と野村BPI 日本債券インデックスの上げを利用して買い増すのが安全資産の役割として最適解だと思うのですが皆さんはどう思いますか?

BND ETFやドルMMFなどはドルで売ってドルで株を買い増すから関係ない

確かにドルで売ってドルで買えばドル建てで見たら額は減らないから関係ないという意見もありますね。

ただ円建てで見たら2008年の暴落時はBND ETFの年間利回りの5年分は下がってますが本当にそう言えますか?

どうせなら気持ちよく円高と野村BPI 日本債券インデックスの上げで高くなった資産で安くなった米国株を買いたくないですか?

2,BND ETFより野村BPI 日本債券インデックスは多少通貨の分散になる

これは半年でも三ヶ月ごとのリバランスでも良いのですが一定の割合を保つため米国株や野村BPI 日本債券インデックスなどの売買して資産のリバランスを行なっていると自然と円とドルのリバランスを行なっていることになります。

するとどうなるのかというとドルが高いときに売って代わりに相対的に安くなった円を買う、または円が高いときに売って安くなったドル資産を買えるということですね。

これは割と有効な手段と私は思います

3,利回りはBND ETFが良い

ここまで書いておいてなんですが利回りは全然、BND ETFの方が良いです。

年率平均リターン3年10年30年
野村BPI日本国債インデックス+1.7%+2%+3.3%
バークレイズ米国総合浮動調整インデックス(円)-2.9%+4.3%+5.6%

ここ3年は不安定ですがBND ETFの方が年率平均リターンが良いです。

これは日本との米国と金利差が影響してると思われます。

長期的に利回りは高いので私はBND ETFはありだと思います。

まとめ

長い目で見ればBND ETFの方が金利差で利回りは良いと思います。

ただ米国株メインのポートフォリオだとドル建て資産を持ちすぎで資産がドルに極端に偏りすぎですので安全資産は円を持ちたいのと暴落時の円高を利用した安全資産を売って買い増すという行為が気持ちよくできるのは野村BPI 日本債券インデックスや円キャッシュだと思います。

また、2008年の利回りを見ても分かりますが株価の大暴落が起こると超絶な円高が起こりやすいため、2008年の景気後退時にはBNDの20年間の円建て年平均利回り3.5%を大幅に超える-14.7%を出しているため、安全資産としてはちょっと怖いかなという思いです。

一体元をとるのに何年かかるねん…汗

ですので自国の通貨の円キャッシュか日本国債インデックスが安心かなという思いです。

また円とドルのリバランスができるのや通貨の分散の効果もあるので私は野村BPI 日本債券インデックス派です。

BND ETFメインの方でしたら利回りも高く安定してるので野村BPI 日本債券インデックスは買う必要はなくBND ETFだけで良いと思います。

少しでもポートフォリオ構築のご参考になりましたら嬉しいです。

少しでも参考になったり面白いと感じましたら

↓の米国株ランキングの

応援クリックをお願いします

記事作成の励みになります

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする