4月10日頃、中国が自動車の関税引き下げや外資出資規制を緩和を発表し、トランプ大統領が指摘していた知的財産の問題についての取り締まりの強化を始めると発表しました。
それをうけてS&P500指数が+43.71(+1.67%)高になっております。
追記:中国が発言の撤回をしており、ますますアメリカとの貿易摩擦がヒートアップしており中国株が値下がりしてます(2018年6月23日)
本当に貿易戦争は回避されたのか?
今回の報道を受けて、けんちゃんは貿易戦争はほぼ回避されたと見ています。
中国がしっかりと言葉だけではなく行動に移せばですが…
ただ、これで回避されても中間選挙が11月6日にあるので今年はトランプ大統領の支持率狙いの行動や言動が増えて上がったり下がったりの乱高下があると見ています。
実際に中国に仕掛けた今回の言動や行動で支持率が2月の調査時より7ポイント上昇し3月22-25日実施のCNNの調査では42%に上昇しており、これは11ヶ月ぶり高水準だそうです。
トランプ大統領の狙い通りといったかんじでしょうか?
流石は策士ですね。元々はビジネスマンだけはあります。
実は無茶苦茶な発言は全て計算されてるのかもしれませんね。
支持率と国益の間をバランスをとりながら動いてる感が凄いです
日本も国対国の対決に持ち込まれてFTAやら参入障壁の規制緩和を求められてやられてしまうかもしませんね汗
最近の下落について
そもそも最初に下落が起きたのは株高騰→長期米国債の高騰→株下落→VIXショックでVIXインバース関係のETFが90%超えの下落で償還→今回の貿易戦争懸念で下落となっております
S&P500のチャートや最近の傾向を見てますと市場はただ単に過熱してたので調整に理由を探してたんだな~といったかんじがします。
楽観のアゲアゲ相場だとバッドニュースにも反応せず上げてくのですが悲観の今の相場だとバッドニュースにもすかさず反応してる感じです。
マインドが分かりやすいです。
景気自体は悪くないので政治的な問題や長期金利が重要になります。
また利上げによる個別株の影響が気になりますね。借り入れが多い会社などは決算で苦しむかもしれませんね
今後の展望
最初のデータから分かる通り、こういったことが増えるので上がったり下がったりの激しい乱高下が増えるでしょう
いずれにせよ、中間選挙が控えてるので上値が重いながらも乱高下が続く展開になりそうです。逆に言えば少しずつ株を仕込むのには良いかもしれません。
9年ぐらい株やってる経験と主観的な意見ですが今は普通より少し割高で割安ではないので株100%の方は債券や現金を徐々に増やしていきたい時期ではあります。
ただ景気は悪くないので上げ下げしながらもしばらくは上がるでしょう。
ですが好景気の中、信号が黄色にならずいきなり赤になることもあるのでそういった意味でもコツコツとやっていきたいですね。
生活必需品やヘルスケア系の安定銘柄は利上げ時期はチビチビ下がるかもしれませんが大暴落時はそんなに下がらないので今は維持で良いと思います。
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